2017年1月29日日曜日

Pic Saint Loup La terre spéciale dans le Languedoc

ピック・サン・ルーは特殊な土地である。ラングドックの中心モンペリエから北に約20キロ、標高700メートルにもなる狼岩をシンボルとした産地。

入り口にあたるサン・マチュー・ド・トレヴィエを過ぎると否応無しに特殊な土地感が漂ってくる。周りを高い山々に囲まれ特殊なミクロ・クリマ(微気候)を作り出す。産地全体高標高の為夏の暑さの中にも夜の急激な温度低下で寒暖差が大きいのも特徴。


もう一つ山々に囲まれているが故、天候の変化が激しい。またラングドックの中でも雨の多い産地である。どの産地にも土地の特徴を深く理解し、それに寄り添いながらワイン造りをしている人はいる。その人たちが代々行ってきたことが土地のオリジナリティーを生み、味わいを特徴付けることになる。

言葉で言うと簡単だが何十年、何百年やってきて築き上げてきた味わいには深い説得力がある。1999年当時私が最もこの地のワインに感銘を受けこの地のワインに開眼したワインがここのワインである。その味わいは今までの自分の価値観を根底から覆される程の強いインパクトがあった。あれから約20年...さらに進化していくのか?今回その答えを垣間見ることができた。à la suite

土地は大きく3つの区画(クラパソー、レ・クーロンヌ、ヴァルフローネ)に分けられる。畑がなだらかな丘のようになっており柔らかな赤土の上に大きめの石灰やバサルトと呼ばれる玄武岩や斑れい岩などが転がっている。この岩も葡萄の熟成に一役買っている。

畑が180度見渡せる場所に3年前に新しい醸造所を立てた。中を覗かせてもらうと醸造槽がコンクリートであった。扱いやすさからステンレスタンクが主流になってきているが敢えてコンクリートの醸造槽を新設した。この理由には納得した。

さらに奥に樽熟成用の蔵があり少量のお宝が眠っていた。みなマニア垂涎のワイン達。

全てのラインナップの現行ヴィンテージを試飲。(試飲の感想は別に載せます)
試飲の最後に当主のプライベートストックをいただいた。V.Vの2009年、当然在庫はないのだがせっかくだからと。香りを嗅いだ瞬間に20年前の記憶が蘇る!これだよ

最後に希少なG.Cの白とミクロ・キュヴェ(極小生産)のMadameを48本キープできた。全てプライベートストックにしたい程の味わい。

40セットのみ今年の夏に販売予定です。


それでは皆さま a la prochaine fois !



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