ビジターも世界各国からやってきますが近年はアジアからのビジターが特に増えたようです。同時にこの時期に合わせて様々なサロンが開催されます。VINISUDの開催時期に完全にかぶって行われるためビジターはサロンをかけもちサロンのはしごを余儀なくされます。
私ももれなくはしごをしますが基本的にサロンは好きではないのですが効率的な部分もあり参加させてもらってます。
29日は小規模なサロンですがフランス全土から似たような志を持った造り手が集まるサロン
<Le Vin de mes amis>
に参加してきました。
Hautes TerresのGills Azam
GaranceのPierre Quinonero
など馴染みに顔に会えました。
30日は朝からびっちりとVINISUDです。とにかく全てが変わってしまっていて浦島状態でした(何せフランスに来るのが6年振りですから)知ってる蔵元はほとんどVINISUDには出展してなく、していても人が違ってたりしていて寂しくもあり時間の経過をしみじみと感じるサロンになりました。
しかしここは初心に帰って現在の美味しいワインを探ってやろうとセルフの試飲コナーで1200本やりました。そのあと気になる蔵のブースへ直接出向き色々と話をしました。
造り手も変わり若返りが進み昔の知識、感覚ではついていけないということです。そうリセットです。現在のことを知らない人はやってはいけないのだからいくらでもスタートラインに戻ってリセットしますよ。
何人か昔の馴染みの造り手がいました。皆年取りましたね、私もですが。でも彼らは昔話をしません。まだ現役だから(ちょっと面倒くさい)くらい昔に比べて話が長いですが..
まだまだ熱く自分のワインを語ってくれました。私も元気をいただきました。
1200本試飲の成果があり幾つかの隠れた逸品を探し出しました。善は急げで明日早速現地に出向いてきます。やっぱり現場を見たい。
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Alain Caujol |
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Jean Pierre Vanel |