主催者側の考えもわかりますが個人的には南だけのサロンにして欲しいと思うばかりです。比較的大きな生産者やメジャーな産地の会社などが多く昨年までとは違いメガサロンになりつつあるのでしょうか?
開催場所はパリの15区ポルト・ド・ヴェルサイユのExpo施設です。今までのモンペリエの会場も大きかったですがここも負けずにでかい!しかしラングドックの展示スペースは全体の4割位でしょうか。それも個々の作り手での出展ではなくアペラシオン単位とか組合単位での出展が目立ちます。
そんなわけで空港から直行し10時前に会場に到着。登録を済ませスタンドを巡りました。最初は恒例の「千本ノック」こと無差別試飲。ここのワインの数も減ってますね。試飲を初めて数分後、今までの眠気がすっかり飛びました。人間意識が集中すると他の事が気にならなくなるんですね〜
只今イデアルでも売り切れ中のラクロ・ベルのロゼ18年、瓶詰されてました。いつもの味わいではありますが旨味が増している気がします。この蔵、次の6本セットで3月に到着予定ですが年々味わいが向上しているように思います。絶え間ない努力の賜物なのでしょうが現実に味わってみるとスゴイ事だと改めて思います。
現実に甘んじることなく努力する事でさらに高みくを増していくのでしょうね。この姿勢見習わないと...
イデアルでもおなじみのクラウディーヌです。2018年自身初の白ワインをリリースしました。名前はロゼと同じくNo7。ソーヴィニヨン・ブラン100%で仕込みました。
爽やかな風味と柔らかい酸味、セージやパセリなどのハーブ系の風味もあります。味わいはこの人ならではの柔らかくデリケートな口当たりです。
まだ瓶詰めして間もないためにバランスには欠けますが上質なワインであることはわかります。今後葡萄の樹も成長し深みやエキス分が増加すればさらに素晴らしいワインになるのではないでしょうか。今後が楽しみです。
ちなみに本人にはまだ会っていません。これから会いに行きます。
毎年グレードアップしている蔵といえばこちらのランシールも同様です。レジス・ヴァンレンティンは今一番脂が乗っている作り手と言えます。
代々続く歴史も守りつつ新たな挑戦をする気概と勇気がワインとなって現れています。新しいキュヴェも増えましたがこれらをリリースするためには何年も前から考え、葡萄を植え、成長を待って初めて製品になるという長い作業が必要です。
前回ご紹介したLiberteに続き、新作のロゼD'ici on voit la mer...(ここから海が見える)はランシールの新たな一面を垣間見た気がしました。今までのロゼとは根本的に違います。このワインを考え一から作り上げた事がよく理解できました。素晴らしいです。
Bravo Regis!
僕も海がみたい。
返信削除僕も海がみたい。
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