2018年2月26日月曜日

Les vins par Maestro

ヴァングロー村
まさに巨匠のワインです。ドメーヌ・デ・シェーヌ、ルーション地方の銘醸地ヴァングロー(Vingrau)で代々続く造り手です。現当主アラン・ラズングル(Alain Razungle)は造り手でもありモンペリの大学で醸造学を教えるプロフェッサーでもあります。

ただの教授と違って造り手ならではの経験と見識を織りまぜながら教鞭をとります。今ではラングドックきっての高名な造り手となったアラン・シャバノン(Alain Chabanon)やマルジョリ・ガレ(Marjorie Gallet)など彼から実践的な教えを受けた教え子たちが次々と優良な生産者に育っています。彼のルーツはお爺さんとお父さんからの遺産とも言える素晴らしいぶどう畑(古い葡萄の樹)をベースに独自の解釈からのワイン造りへのアプローチ、理想的なワインの姿を追い続けています。有機栽培、無農薬栽培など当たり前としてビオの承認さえ取得する気もありません。

ファレーズ(崖)
ヴァングロー村の特徴でもあるファレーズ(崖)に囲まれるような場所に幾つもの区画の畑を所有しますがどれもナチュラルで自然な姿です。そこには代々受け継いで来た歴史ある高樹齢の葡萄の樹があるだけです。

それにしても畑から見上げる崖の景観は圧倒的な存在感があり、この崖から絶えず風が吹き下ろしてきます。


アマンディエの花
今はちょうどアマンディエ(Amandier)の花が綺麗に咲いていて冬の寂しい畑に華やかさを添えています。アマンディエの花は日本の桜にそっくりです!

畑は崖の急な斜面や緩やかなスロープ上にあったりと様々ですが当然厳しい場所にある畑にはトラクターは入れず全て手での作業になります。

プロフェッサーと一緒に各区画の特徴や植えられている葡萄の樹齢や状態など細かに教えてもらいながら見て回りました。さすが教授、説明にも一つ一つ納得させられます。どの区画も綺麗に整備されていて美しい畑です。しっかりと手をかけていて大変な作業を厭わない姿勢が見て取れます。やっぱり畑は大事です。この作業を何年も何年も繰り返し行なってきたのでしょうね!まさに財産です。

蔵に戻り試飲です。すでにイデアル・ディレクト用のワインはVINISUDで試飲済みですので蔵で熟成中のワインを飲ませていただきました。赤ワインは3種作っているのですがキュヴェによって新樽と2年目、3年目の樽を使い別けています。

教授曰く樽の効用は新樽と使い込んだもので違ってくるのでその年の作柄を見ながら使わけるそうで、違う樽のものを飲ませていただいて納得しました。樽熟はいわば「ドレスを着せる」ようなもので、出来上がったワインにふさわしいドレスを選ぶんだとか、プロフェッサー、例えがオシャレ。流石です。この例え方私も使わせてもらおっと!

イデアル・ディレクト2018年第二弾巨匠アラン・ランズングル作、ドメーヌ・デ・シェーヌ紫玉の6本セットです。どれも蔵でしっかり寝かされ熟成され完成されたワイン達です。ルーションの真髄を味わえる価値ある味わい。

今週末にワインが引き取られて3月上旬に船に積まれ4月の中旬以降にイデアルへ到着予定です。

またこのエリアは天然甘口ワインの産地でもあり、当然アランさんも作っています。セットには入れていませんが個人的に買ってしまいました。甘美で可憐な極上デザートワインです。楽しみです。

詳しくはイデアルHPを御覧ください。



2018年2月25日日曜日

Le vin de mer et de soleil

翌日23日に向かったのは地中海に浮かんでいるような場所ルカート(Leucate)にある蔵元です。VINISUDで掘り出した蔵元で試飲をした瞬間に訪問を決めました。親子2代でやっていて歴史はありませんが造り手の独特な感性と特別なテロワールが作り出す味わいにとても惹かれました。

このエリアはラングドックでも最も古いアペラシオンとして制定されたフィトゥー(Fotou)に属します。アペラシオンの制定アリアは2箇所に別れ、山沿いの「フィトゥー・モンターニュ」と今回訪問した海側の「フィトゥー・マリティム」です。

フィトゥー・マリティムの中心の村、ルカートを中心に東側一体に畑が存在しファレーズと呼ばれるエリアからは畑越しに地中海が見える絶景です。このエリアはコンサバトリー欧州委員会、自然保護区ネットワーク「ナチュラ2000」 http://www.natura.org/に指定され動植物、海洋環境の保護、管理を目的とした自然保護区となっています。

ファレーズの畑からの景色
ドメーヌ所有の畑をいくつか見せてもらいました。畑に入るとその海風の強さを実感します。葡萄の樹はどれも樹齢が古く平均で30年を超えています。この葡萄を使いさらに収穫量をかなり絞り込んでいるために質の向上につながっています。蔵の作るワインの中では15hl/hlまで絞り込んだものもあります。量より質を重視している証です。

区画は全部で15箇所ありますが時間の関係で今回全て見ることはできませんでしたが主要な畑をしっかりと見ることができました。実際に畑を見て実感しますが良いワイン作る蔵は間違いなく畑がきれいです。とてもナチュラルで土も柔らかです。ワインの場合原材料は葡萄のみですから良い原材料を得るためにはそれを育む畑が大事なことは言うまでもありません。

2017年のワイン
VINISUDで飲めなかった熟成中の2017年をタンクから直接試飲しました。まだアッサンブラージュ前のもので品種ごとに試飲です。この蔵のワインは水々しくフレッシュ感があります。どの品種も特徴を感じながら果実味の豊富さがあります。蔵のスタイルなのでしょうね。

充実しながらフレッシュ感も得るために完熟する前の絶好のタイミングで収穫していると言ってましたがまさにそれが見事に味わいに反映されています。飲んでいてもフレッシュ感の中にも充実した旨味と溢れる芳香がありグラスに何度も何度も鼻を近づけたくなります。いつも思いますが旨いワインを試飲してるときに思いっきり飲み込みたくなる衝動にかられます。運転さえなければな〜

ここのワインも今年のラインナップに加える予定でいます。そうですね夏から秋にかけてが一番楽しめるでしょうか!ご期待下さいませ!

海が綺麗です。
こんな素敵なロケーションにあるレストラン!


滞在も残り少なくなってきました。引き続き気を引き締め極上ワインを探しもとめたいと思います。みなさま bon week-end !



2018年2月24日土曜日

L'accident est revenu

変えてもらった車
こんな事があるのでしょうか!22日の朝、借りている車がまたパンクです。2年連続!ホントにやめてほしい。前回は初日の出来事でしたが今回は6日目で完全に安心していた矢先のアクシデント。それ故ショックもでかい。ましてやこの日100キロ弱離れたところで10時に待ち合わせをしているため焦りました〜!

早めにホテルを出ていたのですが車を変えてもらうのにてこずり結局待ち合わせの1時間半遅れの11時半に到着!もうホントにヤダ!

アクシデントなので前回よりグレードの高いものにしますと店員。「当然でしょ」しかしロングドライブではデカイ車のほうが楽ちんなのは言うまでもなく午後にはすっかり上機嫌なおいら!単純です。これでまたポンコツネタが増えたので良しとしよう!

前回から秋、冬用イデアルのスタンダードとして輸入したChibetを作っている蔵へパートナーのニコラと訪問しました。歴史あるコーペラティブ(協同組合)で質の高いスタンダードワインを作っています。主にペイ・ドックの地酒的なワインを作っていて、昔からあるクラシックなやり方で安定感のあるワインです。今回新たにシャルドネ単体の上級キュヴェを出してくれました。今取り扱っている白はシャルドネとヴィオニエのアッサンブラージュのものですがシャルドネ単体もコシがあってストレートに旨味がきます。好みだとは思いますが両方ラインナップして選んでもらってもよろしいかと思いました。

赤、ロゼも2017年のものも交えて試しましたが良い出来です。前回は見送ったメルロとカベルネの単体も充実した果実感がありこれも選択技に入れたいと思えるほどでした。う〜ん季節感を配慮して選択すればよりラインナップにバラエティーが出て喜んでいただけると思われます。あとはオイラ次第!

その後ランチをする予定だったValjuliusのジュリアンの元へ!パンクのお陰で予定が押してしまいジュリアンのとこに着いたのは2時過ぎでした。到着し「ごめんね」というと「C'est la vie」で返されました。ジュリアンとはVINISUD初日で偶然会いました。彼はVINISUDには出展してないのですが遊びに来ていたようで、私が1200本の試飲を終えてフードトラックでビールを注文しているところを偶然見つけ、駆け寄ってきてビール代を払ってくれました。その際に22日に近くまで行くからランチしようということになったわけです。

Valjuliusも昨年5月のツアーでお客様をお連れしたところです。新しいセラーに併設したジュリアンの自宅で試飲。2017年本当に美味です。スペシャルキュヴェのコンフィデンシャルも良かったです。前回在庫がなかったロゼも揃っていました。スタンダードのイニシャルの赤と白、上級キュヴェのシナチュールの赤と白どれも良い出来です。シナチュールの赤は今まで飲んできたValjuliusのワインの中で最高の出来じゃないでしょうか。本人も2017の出来栄えは納得の様子でした。

しかし一人でこの豪勢な自宅で暮らしているのは羨ましい限りです。ここにいるだけでバカンス気分に浸れます。

キッチンからの景色
目の前は葡萄畑
ちょっとしたホールだね!

2018年2月23日金曜日

Une place spéciale dans la montagne

テラス・デュ・ラルザックの蔵元です。アラン・コージョルのところから下山しながら向かった先の蔵元はAnian村とPuéchabon村にまたがり両方の村のニュアンスのワインを作り出しています。

写真のように山の中に畑を切り開いています。現在も山を切り開き畑を拡大中です。畑を訪れた時もブルドーザーで作業をしていました。

実はこの畑、2004年に公開されカンヌ映画祭でパルムドールにもノミネートされたドキュメント映画モンドヴィーノ(Mondvino)でアメリカのワイングローバル企業であるロバート・モンダヴィ社が買収しようとした場所です。

結局反対派の急先鋒であるエメ・ギベール(マ・ド・ドマ・ガサック)や反対派の市長などの働きで買収計画は破綻に追い込まれました。この蔵の当主であるJean-Marcにモンダヴィが当時の買収計画予定だった地図を見せてもらいました。結構な大きさの土地買収を計画していたようで、当時村の皆で集まっては対策を練っていたそうです。地図と共に村の人達の意見が書き込まれた紙をみせてもらいましが何か生々しい感じでした。

しかしこんな素晴らしい土地が業突でセンスのかけらもない馬鹿な奴らに奪われなくてホントに良かった。もし買収が成功していたらこの土地の名を語り金にものを言わせ大規模なパブリッシングで大量に売りまくっていたでしょうね。テロワールの欠片も無い味わいのワインを...

先の写真で見た畑です。スケール感が伝わりますかね?小高い山の中にすり鉢状にぐるりと畑が広がっています。土壌はこの地の特徴である粘土の上にカリケールと呼ばれる石灰で畑の表面には石灰岩が転がってます。ここは特に多くの石灰岩があります。遠目で見ると畑が白く見えるのはそのためです。

この畑も元は周りと同じ森のように木々が茂っていたわけですが時間をかけて畑にしてきました。実際拡大作業中の様子も見ましたがかなりの勾配の中をブルドーザーが何度も何度も木を倒し土地を均していました。一日かけても0.1アール程だそうでこの作業はまだまだこの先も続くそうです。作業をするかたのための小屋も作ってあって食事や休憩を取るのだそうです。

山に入るには四駆が欠かせません。Jean-Marcは三菱の四駆を使ってました。一般道からいきなり山に入って行くのですが狂ったように飛ばす!慣れているのでしょうが飛ばしすぎだろ。猪はもちろん狼もいるそうで畑の周りには猪避けの網が張られていましたが網の下の土をほじくり返し結局畑に入ってくるそうです。

畑は風も強く低地よりも温度は低くなり理想的な寒暖差が生まれます。日中の太陽は燦々と降り注ぎ葡萄の熟成を助けます。

日が落ちた夜は風と寒さのおかげで締まりのある酸味がしっかりと備わります。夏の暑さの中でもこの強い風の影響で畑に熱気が滞留しません。

自然環境を上手に取り込んで土地の特徴を引き出していくわけですね。この自然環境だけはスイッチ一つでどうこうできる問題ではないので年間を通じ、また何年もかけて環境と特徴を理解して土地を選び葡萄を植えていきワイン作りを行う。これが理に適う方法なのです。

蔵に戻り全てのワインを試飲しました。白2種、赤4種です。ロゼは?との質問に「個人的には好きなのだけれど」と言いながらどうしても葡萄を赤に回してしまうとの事。自分用には少し持っていると言ってました。(おいらみたいだ)

白は2017年ということでタンクから直接試飲。スタンダードのものグルナッシュ・ブランとルーサンヌのアッサンブラージュ。柑橘の爽やかな香り、出過ぎず上品な口当たりで爽やかな印象さえあります。このセパージュでは香りが出過ぎたり味わいも濃厚になり過ぎるのですがキレイなバランスでフィネスがあります。流石!

上級のキュヴェはさすがリッチな仕上がりでヴェルメンティーノの華やかでフローラルな香りが広がります。上質です。

赤ワインはどれも柔らかなタンニンで口当たりが柔らかく清涼感もあります。気付いたら一本飲んでしまいそうな均等のとれた構造でストレスなく自然と体に染み込んで行くようです。

スペシャルな遅摘みのシラーを使った半甘口のグルマンディーズ。決して甘すぎず、カカオの含有量の高いチョコレートのような味わい。シルキーな口当たりスムーズな飲み口で甘いワインですが何杯でもいける味わいです。ピュアなチョコレート、ドライフルーツなどと食事の締めに最高じゃないでしょうか。このスペシャルなワインは一本持ち帰りますので3日に味わっていただけると思います。

日も暮れてホテルに向かいましたがラングドックの南北をつなぐ高速(A75)があるので楽ですね。モンペリエまで30〜40分で着きます。しかもタダ!さすがフランスです。交通事情は抜群です。明日から西に向かいます!










2018年2月22日木曜日

La plateaux et terrasses du Larzac

現地入りしました。前日に連絡が入り午前中は昨年夏に皆様にご紹介したAlain Caujolle Gazetに...

昨年5月のワイナリーツアーで皆様をお連れした蔵でもあります。この時、当初予定に入ってなかったのですがFBを見て私がフランスに来ていることを知ったAlainから連絡が入り急遽訪問させていただいた次第です。結果、皆様に大変喜んでいただけました。

今回も私がVINISUDに来てる事をFBで知りVINISUD会期中に「会期が終わったら蔵で待ってるよ」とメッセージをもらい昨年のお礼も兼ねて訪問してきま
した。Alain Caujolleは今年からVINISUDには出展しないそうです。ワインがすでに予約で押さえられていて売れるワインが無いからだそうです。流石です!しかし長年の付き合いで私には売ってくれるそうです。

この蔵はラルザック山脈の上にあり標高は700mを超えます。昼夜の寒暖差も激しく夜の寒冷な気候からフレッシュな果実味と酸が生まれます。アラン・コージョルのワインはどれも瑞々しくフレッシュ感がありエレガントでバランスの良さが特徴です。この土地でしか作り出せない味わいなのですが、これを求めてこの地に移動しました。

ラングドックでも優良なテロワールとされるTerrasses du Larzac(テラス・デュ・ラルザック)はAOPになっており上質なワインを産出するエリアとして知られています。が、アランの蔵がある場所は同じラルザックでも山の上でTerrasses(麓)のエリアとは全く違うものです。訪問する際の道程でも違いが実感できるほど高地にあります。よくもこんな場所に...

Petit Coulet 2014は昨年も輸入しましたが再度蔵で飲ませてもらいました。3年ちょっとの熟成ですが物凄い香りです。全開ちょっと前位でしょうか昨年よりもはるかに香りに厚みが出てきてます。このまま飲み込みたい!

ロゼ、白は2017年なのでタンクから直接のものを試飲。瓶詰めは4月だそうです。ロゼ抜群です。他の生産者も言ってましたが2017年は特別な作柄になったそうです。味わいからも充実した果汁が得られた事が実感できます。2016年よりも熟成に時間がかかるだろうと言ってました。同感です!

ランチを共にしているときにアランの考えるそれぞれのワインの飲み頃とその理由を聞きました。う〜ん!この人外見とは違いかなり緻密に考える人です。それぞれの理由も「なるほど」と腑に落ちました。作る人の理想はワインが出来上がる前からその人の中にあるんですね!それを具現化していくのに「時間」を使って理想的な瞬間を捉える訳です。奥が深い!この世界はまり込んだら抜けられない訳です。

アランと相棒のブノワ、色々とありがとうございました。ご馳走になりました。ブノワは日本好きでよく勉強していて色々なことを知ってます。巻きずしとかいなりとか連発してました。なので来年は私が食材持って和食を作る約束をし次の訪問先へ...

Merci bien a la prochaine fois!




2018年2月21日水曜日

Fin de VINISUD 2018!

VINISUD最終日。造り手の皆様3日間お疲れ様でした。最終日はさすがに行く先々で皆さん顔が疲れてましたね。本当にお疲れ様でした。

今回は多くの収穫があり充実したサロンでした。各国の注目も高まっている中で益々このエリアのワインが広まることが嬉しく思います。造り手と買い手のパワーバランスが取れてくればより良い状況となり品質の向上に繋がります。

最終日にMaster Classに出席し講義を受けてきました。講師はイギリス人のM.WであるElizabeth Gabay女史。Author of Rosé Wine Bookタイトルでの講義です。

女史自身無類のロゼ好きで同タイトルの本も出版している程。世界各国のロゼワインを7種試飲しながら各ワインの説明やロゼの可能性や歴史を語ってくださいました。

講義後、女史に「何故ロゼが好きなのですか?」との質問をしてみました。曰く「ロゼは人を幸せにするから」との答え。

素敵な答えです。確かに嬉しかったりお祝いの時など真っ先に頭に浮かびますし、ロゼを飲んでいると華やかな気分になり自然と笑顔になる気がします。ほんとその通りロゼは人を幸せにするのだと思います。


充実サロンも終わり明日からは現地入りします。サロンでは味わいは確かめられますがやっぱり現地を見ないといけません。次回からは現地の情報をアップします。





2018年2月20日火曜日

Salon VINISU 2018 No.2

2月19日、サロン2日目です。朝から晴天で気持ちがいいです。やっぱり南仏は太陽が似合いますね〜(私も)

しかし30,000人ものビジターで駐車場が凄いことに。朝出遅れたのですでに満車状態です。うまくすり抜けパーキングを確保しましたがフランス人は車の停め方が雑すぎる!もちっときれいに停められないもんかね!こうゆうところに日本人感情が出てしまうのですね。

それにして派手なデコレーションだこと!これくらいやらないとダメだな!数ある車の中でひときわ目立ってました。目立つ反面絶対に違反はできないな!

それじゃ今日も張り切って狩りに向かいます。しかしせっかく獲物を捕らえても忘れてくる恐れがあるので要注意です。ハイわかってます!

昨日試飲し、写メで残しておいた造り手のスタンドへ。今回は以外に多く残りました。Hallも全部で5ホールあるので効率よく回れるよう昨日のうちにホールごとに訪問先をまとめておきました。(細かな作業もやればできるね)

まとめた資料をみながらホール内を探すのですがここでもフランス人の本領発揮です。スタンド番号はA6B40の様にホール番号(最初のA6)とスタンド番号に別れているのですがホールに入りスタンド番号を探すと並び方がバラバラ!これは故意での事なのかホントにバラバラで規則性が全くありません。(たまたま昼ごはんを食べてるときに隣合わせたカナダ人バイヤーもわかりずらいとぼやいてました)まあこれがフランスなんですね(早く慣れよう)

Rhoneのホールでお目当てのスタンドを探していると昨年探し当てた造り手のギヨームが声をかけてくれました。

昨年輸入しようと思っていたのですがあいにく数が揃わず今年に回す予定でいました。早速揃ったワイン達を試飲しました。

やっぱり「旨い」シークレットの極小生産のスペシャルキュヴェも試飲ができ数も確保できました。このセットは素晴らしいです。


どれも洗練されていてストレートな旨味とみずみずしい果実感があります。スタンダードなものはこの土地の完熟感を表しながらスイスイ飲めるみずみずしさがあり後味に清涼感が残ります。

スペシャル・キュヴェは重厚な香りを放ち上質なワインであることがすぐにわかります。シルキーで滑らかな舌触りでこなれた印象の味わい。風味が長くあとを引きます。好みですが「S」も「G」も穏やかでありながら懐の深い味わいです。
個人的な趣味では..(言いません)


次に昨年一日違いで会えなかったGrand Vigneronの元へ。この方Prof.Alain Razungles.
偉大な生産者でもあり醸造学で教鞭もとられるプロフェッサーです。私は2000年に初めてお会いしてルーション地方のワインの事を色々とご教授下さった大切な恩人でもあります。alain chabanonmarjorie galletなど教え子達が優良な生産者に育っています。Alainはこのエリアでワインの質の向上に大きく貢献しているプロフェッサーでもあるわけです。

自らも未だに自分のドメーヌで素晴らしいワインを造り続けていますが今回お会いして聞いたのですがそろそろ引き継いで徐々にフェードアウトしようと思っているそうです。また一人重鎮が去っていくのですね..仕方のないことですが寂しい事でもあります。

跡を継ぐのは娘さんのMarionだそうで今回始めてお会いしました。次を託す意味もありAlainが私に紹介したかったそうです。Marionは偉大なお父様に付いて勉強中だそうで今後が楽しみです。今回最初から決めていたのですがAlain Razungles作のDomaine des Cheneフルで6本飲み頃のワインが揃いました。昨日オーダーを完了しましたので準備でき次第皆様にご案内します。どれもルーションの真髄をついたワイン達です。どうぞお楽しみに!

Domaine des Chenes


Alain RazunglesとMarion

Alainはダンディーで物腰の柔らかい紳士。偉大な生産者です。

今回は忘れ物は無かった。よかったよかった!これに安堵している事自体アカンかな?

それでは皆様チャオ!







Salon VINISUD 2018

2月18日サロンVINISUDが始まりました。今年から2月開催に変更になり、私もVINISUD に合わせて南仏入しました。年を追うごとに規模が大きくなり、南ヨーロッパから2,000以上の造り手が集いビジターは世界各国から30,000人以上集まります。ソワレやイベントも多くちょっとした南ワインのお祭りのようなサロンです。

午前中はひたすら試飲に没頭し1,200本 (全て飲む訳ではありませんが)試し、気になるワインを写メで取る作業の繰り返し...
白とロゼはまだいいのですが赤はタンニンで舌がやられます。

午後は知り合いに顔出して挨拶しながら全体を回ってきました。また昨年、無差別試飲で引き当てて輸入したクラウディーヌは今年は余裕すら感じられる対応ぶりで昨年との違いに驚いたと同時に成長した加減が見れて嬉しくも思えました。彼女曰く自分で作ってきたワインを色々な人に評価してもらって自信がついたと言ってました。私のお客様でもある方が彼女に直接「あなたのワインが飲めて幸せです」とメッセージを送ってくれたことに心から感謝したそうです。それは造り手として最も嬉しい事だと思います。ワインは人を繋ぎますね〜!

クラウディーヌ(左)とクリスティーヌ
お約束の!

その後私にしては珍しくセミナーを受けてきました。何故なのかわかりませんが「勉強しよう」と思ったのでこの日は2本のセミナーを受けて来ました。こんな私でも学びの心があるのですね!ビックリ!しかしこれがまた新鮮で普段造り手と話している時には感じなかったものが感じられました。壇上との距離感なのかわかりませんがとても新鮮で話も非常に腑に落ちました。

造り手のお宝ワインも出してくれてとても有意義な時間でした。きっと何かに役立つはずです。「学び」と「体験」は解釈力を高めてくれるのでしょうね。これからも頑張ろっと。


しかし忘れ物が多い!知り合いにお土産持って行って試飲に夢中になりそこに忘れて次の試飲先で持ってないことに気づき慌てて取りに戻ってそれを渡す!完全なボケです。皆さんもお気を付けを!

2018年2月16日金曜日

Je vais aller en France 2018

皆様、2月16日〜27日までワイン買い付けの為渡仏いたします。その間ラ・カーブ・イデアルは小売販売及びグラス飲みは可能ですがおつまみ等食べ物の提供ができません。ご迷惑をお掛いたしますが何卒ご了承のほど宜しくお願い致します。

皆様にご満足いただけるとっておきのワインを発掘してまいりますのでご期待下さい。